えも言われぬ国民性

外国人看護師の就業先、6割しか確保できずというニュースを見て、思ったこと。

私にとってのゴールデンウィークの初日、とりあえずはお洗濯とお掃除から始まっている感じですが、外国人看護士、介護士のニュースをみていますと、すごく気になったところが。
受け入れ施設がさほど集まらないというネタで、言葉や習慣の違いで結構大変ですよね〜みたいなことは前々からニュースになっていたんですが、今日見たニュースは最後に

受け入れ募集施設が集まらなかった理由について、JICWELSの担当者は「今年度はフィリピン人の看護師、介護福祉士候補者も来日することになっており、それが影響したのではないか」と話している。

という行がありまして。

私の職場の前にあるマンションには、フィリピン妻と日本人夫とその子供、という家族が多く住んでいまして、これは多分、奥さんのコミュニティ形成の問題と、近くに元々その奥さん達が働いていたであろう繁華街がある関係かと思うんですけども。

にしてもフィリピン人の奥さん達って、にぎやかなんですよね〜。あと、大物を洗うのが好き。やたらとシーツに毛布にラグマットにカーテンを洗う。よく駐車場に吹き飛んできてる。

で、廊下で歩いてたりお台所で仕事してるときに、よく歌ってるんですよ、大声で。それがまた大体が上手い。
フィリピン人の方で、もう奥さんになっている所を見ますと大概が「興行ビザ」という、まぁ芸能活動をするみたいな目的で入国してきた方が多いのではないかと思うんですけど、実際の所はどの程度の芸能人としての能力があるのかもわからないし、ほとんどは夜のお店に勤めるということなんだと思うんですが、なんというか、性格が明るくて確かに芸能には向いているだろうなという印象。

フィリピン人に対してそういう印象を持っている前提で、先の、インドネシア人看護士受け入れ云々のニュースを読んでいますと、やはり日本人全体としてフィリピン人というのがインドネシア人よりはつきあいやすいみたいな印象でもあるのかなと思ってしまいました。

個々の性格というのはどんな場合でも「国民性」なんてことでは片付かないものではあるし、インドネシア人というのがどんな人たちなのかというのがわからないにしても、とりあえずはイスラム教徒が多くて、お祈りの時間が必要だろうなとか豚は食べられないねとかお酒もだめだねとか、日本で生活しようとしたらややネガティブな事情になってしまいそうな事が想定されると。

一方フィリピン人というのは大概英語がわかりそうで、よく入国してるから見かけた事があるし、キリスト教徒が多いから、現代日本の生活の感じからすれば特段の事情もなさそうで、先の芸能のイメージというのもあってなんか明るそうな感じがすると。

そんな、なんというか大した事無い理由というか印象が、外国人看護士受け入れにも影響してるのかな、と。

実際はほんと、個々の性格とかが重要なんだろうけど、そういうのって「あるよね〜」と、妙に納得。

私が出会った外国人で、日本人の感覚に一番近いのは台湾人。この人達は文化のルーツが中国である上にアメリカが介入して経済発展、という所が全く日本と同じなので、そういうルーツを考える必要がない。「哈日族」(日本好きの若者)という言葉があるように、日本好きな人が多いのも親和性が高い。基本的に礼儀正しく、シャイな感じがするのも理解しやすい。違いといえば、やはり日本人より押しは強いし、アメリカ志向というか海外志向が強い感じがする。

次は韓国人。自分の意思で来日して長期に滞在している韓国人は多少なりとも他の韓国人より日本に興味を持っていると思うんですが、多分そういう人は韓国でいうとちょっとクールな人たちなんじゃないかと。クール、というのはカッコイイという感じではなくて、さらっとした人付き合いをしそうなタイプ。
この「さらっとした人付き合い」と言っても、韓国人は元々、非常に濃密な人付き合いをする感じがします。
というか日本人がドライな人付き合いをすると言ったほうが正しそうではありますが。

韓国人の普通からすればさらっとした人付き合いをする人が来日している韓国人には多いんではないかと。で、やはり文化的背景が似ていてルーツを考える必要がないところがわかりやすい。だから日本人としては、ちょっと人懐っこい人とつきあうという感じで普通にやっていける。韓国人も礼儀正しく、シャイ。台湾人よりもっと礼節を重んじる感じで、あの人はきちんとしているなぁ〜という人が多い。日本人との違いと言えば、基本的に自分に対して興味が強い、みたいなところが日本人と違う感じ。
自分だけが写った写真をデスクトップ画像にしないのは日本人だけかもしれないけど、韓国人はそれはする(笑)

やはり、中国人はちょっとわからないという所がありますねぇ。ヨーロッパの人も。
いや、みんな明るくていい人なんですけど。個々につきあえば全然問題ないんですけどね。

「押し」、なんですかね。「押し」の強さ加減が弱いほど、日本人に合いやすい感じ。
私は出会ったことがないし行ったことがないんですが、「人がいい国はラオス」と大学学部時代の先生が言ってたんですが、イメージとしては信心深くておとなしい感じだし。

国民性というのは一言で言えないもの、生活の上でのすごく卑近な事ではあるんだろうけども、社会の何かに影響しちゃってるなぁと思いました。

こういう人間くさいものが、社会やら経済やらと言った、一見高尚そうなお話に絡んでくるのがなんか、好き。

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2009/5/2 Sat

Filed under: diary — kanokolab @ 13:10:53

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