俯せるとかげ。
今日は珍しいやもりちゃんを発見しました。
「やもりちゃん」などと書いておりますけど、は虫類系は非常に苦手な私です、裏から見てる分には大丈夫なんですよね。
よく言われるのが「イモリ」と「ヤモリ」の違いですが、「イモリは井の中両生類、ヤモリは野の中は虫類」という語呂あわせがありまして、というわけでやもりちゃんは「は虫類」となります。
私の住む地方ではヤモリなんかはうじゃうじゃ居まして、窓に張り付く様を眺めるとか猫が連れて帰るとかいうのは夏の風物詩といった風情なんですが、東北地方なんかでは居るには居るらしいんですが、そう頻繁には見かけないものらしいですね。
ヤモリなんかどこでも居るんだろうと思ってたのでそれ自体が衝撃だったんですが、確かに東南アジアなんかはこれでもか!というくらい居るので、あったかい地方の方が多く生息してるんでしょうね。
で、珍しいやもり写真です↓
ちょうど体を曲げた所なので解りづらいかもしれませんが、しばらく眺めていてもどうやら手が無い様子でした。
でもしっぽが再生するような方達なので手も大丈夫なんだろうなぁと調べてみますと、両生類は再生能力が高いので「イモリ」のほうなら大丈夫そうですがは虫類の「ヤモリ」だと無理っぽいです。
しっぽの再生も「イモリ」と「ヤモリ」では違っていて、は虫類の「イモリ」はしっぽの骨は再生されないらしく、両生類の「ヤモリ」は骨まで再生可能とのこと。手足も骨だけでなく、指まで再生されるらしい…すげー。
確かに、両生類の「サンショウウオ」なんかは「はんざき」とも呼ばれたりするんですが、これ「半裂き」でして、おどろおどろしいんですけど、半分に裂いても再生しそうなくらい(実際はさすがに無理なんではないかと思いますが)という事でこういうネーミングになってるらしいですから、両生類の体の再生能力はスゴいらしいです。
この興味深い生物やもりちゃんを発見したついでに色々調べますと、なんとこの吸盤のようにくっついてる手、吸盤ではないらしいのです。
http://www.ntv.co.jp/megaten/library/date/05/04/0410.htmlによりますと、「毛」でくっついてるらしい。
実はヤモリの足の毛は非常に細かく壁との接点が多くなるので、毛を構成している分子と壁を構成している分子が互いに引き合う、分子間力という現象が働くのです。
おぉ、分子間力でしたんですね!窓にはりつけば眺めていたんですが、吸盤だと思ってました。毛でくっついていたとは驚きです。
うちの猫を眺めるたびに、「あぁ、この毛だらけの生物はなぜにこんなにかわいいのか」とよく思ってますが、実はヤモリちゃんも少なくとも手足に関しては毛だらけの生物だったんですね〜。
やはり私のねこ好きというのにはそれなりの理由があり、元々猫を飼っていて身近であるというのはデカいんですけど、わんちゃんも大好きですが、毛が違うんですよね。体表の面積の違いのせいか、毛の太さが違うんでしょうかね、毛の柔らかさが、猫に勝てないんですよね。ま、どうせわんこも、飼えばベタベタ好き好きになるだろうなというのは目に見えてますけど…(汗)
やもりちゃんも毛生物であることが思わず判明したので、少々身近になりましたが、やはり眺めるのは裏からのままでいいですわ…は虫類系はまじまじと眺めると一番苦手なあの長い生物的な…書きませんけど、アレに近いものをどこかで感じてしまいますからね。乾いたガラスから眺めるのがお互いにとっていちばんの関わり方ということでしょう。
うむ、手のないやもりちゃん、頑張って生きて行ってね。うちのねこちゃんに捕まらないように気をつけてね。


ヤモリはかわいいですが、分子間力はどうでしょうか?
分子間力は極めて弱い力です。引力のように累積もしません。
ヤモリの脚だけに発生していますか?面積や長さで累乗しえますか?
生物がコントロールできる力ですか?
このような説が結構信じられていますが、鵜呑みにしていいのですか?
コメント by 箕輪伝蔵 — 2009/10/3 Sat @ 22:40:55
これをお読みください。私もご紹介いただきましたが、
http://www.nitto.co.jp/rd/report/2009_90/pdf/2009_90_11.pdf
この論文の「せん断接着力は通常の粘着剤と同様のファンデルワールス力によって得られ・・・」を信用すればですが、ヤモリだけが、そうなわけではないようですね。でも、ヤモリの指先の運動などを研究して、初めて、ヤモリの運動は理解できるはずではないかと私は思いますが。
コメント by 箕輪伝蔵 — 2010/9/8 Wed @ 20:39:38